AYURVEDA

みんなの眠り 私の眠り

プロローグ ~ハタチ 右膝前十字靭帯再建術オペ前日

ハタチのときだった。夜の病院。翌日は右膝前十字靭帯再腱術のオペだった。手術の前日に、本人の必要感にかかわらず、睡眠薬を処方された。

第一章 インドへ ~インドアーユルヴェーダの病院へ入院

プロローグから十数年後、パンチャカルマを受けるために、インドのアーユルヴェーダの病院に入院したときに、頭が冴えて眠れなくなったことがあった。ドクターに相談すると、「睡眠薬を出します。」と言われた。『えーっ睡眠薬?!睡眠薬ってどんなものなの!!薬なしで眠れなくなったらどうしよう?』不安が沸いた。

睡眠薬への良くないイメージから、私は自力で眠ることを選んだが、眠れないものは眠れない。1時間も頑張っただろうか、自力睡眠をあきらめ、アーユルヴェーダの睡眠薬に頼ることにした。そして、外用薬であるそれを頭に乗せた。すると、あっと言う間に、深い深い眠りに落ちた。

 

第二章 再度、右膝前十字靭帯再再建術のため入院

睡眠薬で眠る人が多いことに気付かされたのは、第一章より数年後。またもや靭帯を断裂し、手術のため入院した私に、当然のごとく、オペ前日に睡眠薬が渡された。それは想定内だったが、オペ後入った大部屋での出来事は想定外だった。大部屋と言っても3人部屋で、ベッドが3台入って丁度のその部屋は、他の患者の会話がよく聞こえた。

看護師が巡回に来たときに、一人の患者が、「夜眠れないから眠剤ください。」と言うと看護師は、隣のベッドの患者にも「○○さんは?」と尋ね、もう一人の患者も「う~ん。もらっとく。」と当然のごとく受け取る。

これは、一夜の出来事ではなく、彼女たちは毎夜、睡眠薬を使っていた。

 

第三章 みんなの眠り 私の眠り

眠れない、眠りが浅いという現象は、一部の人にのみ起きていることなのだろうか?いや、もっと多くの人に起きている現象のように思える。何故かと言うと、私自身、アーユルヴェーダのドクターから、『眠りがよくない。』と言われたときに、「眠れています。」と答えたものの、『実は眠れていない。』ことを指摘され、睡眠をよくするためのセルフトリートメントをしたことで、ぐっすりと眠れるようになった経験があるからだ。

そのとき私も、質のよい眠りの感覚を忘れていた。

だから、眠りを問われ、「眠れています」と答える人の中にも、本当は、もっとよい眠りがあることを忘れている、あるいは認識していない人はいるだろうと思う。

 

 

エピローグ あのとき言えなかったけど、今伝えたいこと

あのときは、同じ部屋に入院していた方々に言えなかったが、常用性や副作用を心配せずに健康になるための智慧がいっぱいのアーユルヴェーダの素晴らしさを、今お伝えしたい。

アーユルヴェーダで眠りをよくする方法は多種多様で、施術してもらわないとできないトリートメントもある。代表的なトリートメントは、やはりシロダーラだろう。これは、もちろん素晴らしい。しかし自分でできるトリートメントもある。生活法や食事法を取り入れる事でもよい変化が期待できる。セルフトリートメントは、自分で手間暇かける必要はあるが、これも中々よいものです!

ナチュラルメディスンや養生法が効力を発揮するには時間がかかるという考えに出会うことがあるが、即効性があることもある。他の方法と併用できる場合もある。根本的な改善のために時間が必要なこともあるが、対処療法として一時的に症状を抑えても症状が繰り返すなら、根本的な改善の方を選びたい。

アーユルヴェーダの眠りをよくするトリートメントは、深く質のよい睡眠へいざなってくれ、副作用がない。質の良い睡眠をとった翌日は、ぱっちりすっきり目が覚める。なにより、自然からの贈り物で元気になれることが心地よい。

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